フジテレビ系列のドラマで現在大人気の「silent」。
とにかく泣ける、心が温かくなるけど少し切ないなど様々な感想があるドラマとして話題です。
その主題歌official髭男dismの「Subtitle」。
このドラマのために制作された楽曲で、ドラマの世界観にぴったりだと話題になっています。
今回はofficial髭男dismの「Subtitle」の歌詞やMVについて考察していきたいと思います!
目次
SubtitleのMVと歌詞全文
まずはこちらのMVと歌詞全文を知っている方もおさらいでご覧ください!



Official髭男dism「Subtitle」の歌詞の意味を考察!

「Subtitle」は、テレビドラマ「silent」のために制作された楽曲です。
「silent」は、川口春奈さん演じる青羽紬とSnowManの目黒蓮さん演じる佐倉想が主演のドラマです。
高校時代惹かれあって付き合い始めた紬と想。
しかし、高校卒業後、想は若年発症型両側性観音難聴により聴覚を失いました。
それをきっかけに紬と想は別れてしまいます。
紬と想の同級生、鈴鹿央士さん演じる戸川湊斗と紬はその後お付き合いを始めます。
紬と湊斗は8年後、想と再会し物語を繰り広げていきます。
何も知らなった紬と湊斗、聴覚を失った事で紬から遠ざかった想との温かくも切ないドラマです。
では、それぞれのパートに分けて歌詞を見てみましょう。
歌詞の意味を考察① 1番について

1番は主に想の感情を歌っているのではないかと思います。
「熱いものを届けたい、伝えたいけどうまく伝えられない、自分の伝えたい思いを届けるまで諦めない」想が紬や湊斗に対して、したいけどなかなかできずにいることを表現したのだと思います。
紬のポジティブなところが魅力的だったけれど、環境が変わるにつれてそれが時に残酷に感じたりもする。
だから、むやみにポジティブな熱い思いをそのまま届けるのではなく、冷静さや少しひんやりするくらいの冷酷さを持ち合わせた熱いものを君には届けたい。
耳が聞こえづらくなるにつれて、紬のポジティブさが辛くなってきた想に当てはまる歌詞なのではないかと考えます。
伝えたいけど自分の気持ちをうまく伝えられない、でも相手に自分の熱い思い、自分が伝えたい言葉を伝えるまで諦めないそんな気持ちが書かれています。
これに関しては受け取り方によって想、紬、湊斗それぞれの気持ちと重なる気がします。
歌詞の意味を考察② 2番について

1番は凍りついた心には太陽をと不特定多数に向けて歌っていましたが、2番はただ君ひとりだけにと対象が1人に絞られています。
主人公に対する感情が少しだけ限定的になった気がします。
熱い思いを内に秘めた自分は生温い温度、そんな自分はその温度で相手を傷めてしまうかもしれない、
つまり相手に負担をかけているのかもしれないと考える主人公の気持ちなのではないかと考えます。
「君を救うことで自分も救われることに繋がる、そう気がついた時心は解放される。正しさより優しさが欲しい、それはただ1人君であって欲しい。」
ここでいう主人公もまた想、紬、湊斗それぞれに当てはまると思います。
歌詞の意味を考察③ ラスサビについて

言葉は時間が立てば消えていってしまうものだけど、自分のプレゼントした言葉はまるで字幕のように思い返した時、君の心を震わすものであってほしい。
主人公はそんな気持ちで、愛を伝える言葉を探していくということなのではないでしょうか。
歌詞の意味を考察④ この曲の本当の意味は?

自分達が繰り広げてきたストーリーは、字幕のように消えずに残るものであってほしい、そんな気持ちでこの「subtitle」という曲名がついたのではないでしょうか。
この曲は伝える事について、また「熱い、冷たい、生温い」などの温度に関する言葉が多いと感じます。
自分の中にある大切な思いを、熱量を考えながら紡ぐ言葉の大切さに考えさせられる一曲になっているのではないでしょうか。
Official髭男dism「Subtitle」のMVの意味を考察!

監督をつとめたのは新保拓人さんです
父親とアイススケーターの少女、2人の親子の関係性を描いた作品です。
親子愛に涙が止まらないとネットでも話題になっています。
照明の色が寒色から暖色に変わっていくのも曲の暖かさを表現しているのではないのでしょうか。
Official髭男dism「Subtitle」の歌詞やMVの意味を考察!まとめ
今回はOfficial髭男dismの「Subtitle」の歌詞やMVについて考察しました。
テレビドラマ「silent」の世界観がとても伝わる楽曲でしたね。
今後のOfficial髭男dismの活躍が楽しみです。
最後までご覧いただきありがとうございました。